ちょこっと 豆知識
一年の経つのは早いものです。
12月になったと思ったら、すでに12日が過ぎています Σ( ̄□ ̄|||)
12月「師走」という言葉から何を連想しますか?
年齢や職業、感性によって様々な答えが返ってくることでしょう(笑)
私は12月「師走」というと「鐘の音」を連想します。「除夜の鐘」は大晦日の風物詩ともいえますし
日暮れ時に響く鐘の音は、日本の原風景にもあるように思えます。ということで・・・今回は
“ お寺の鐘 ” について!
♪ ~ 夕焼け 小焼けで 日が暮れてぇ~ ♪ ♪ や~まの お寺の 鐘がなるぅ~♪ (笑)
夕暮れ時に鐘の音が響き、夕焼け空をカラスが山に帰っていく景色を想像します。
現代、鐘の音を聞く機会は大晦日の「除夜の鐘」くらいでしょうか?
今は時計や携帯電話などで容易に時刻を知ることができますが、昔は時計も携帯電話もありません。
お寺の鐘が時間を知らせてくれる一つの手段だったことでしょう。
高野山でも「大塔の鐘(高野四郎)」と「六時の鐘」は現在でも時を知らせてくれる鐘です。
鐘は時刻を知らせてくれるだけではなく、法会などでは僧侶が集合するお知らせであったり
長い歴史の中で仏教とも深い関りがありました。
お寺の鐘は「梵鐘(ぼんしょう)」と呼ばれ、この「梵」は梵語(サンスクリット語)で神聖・清浄の意味を持ち、清らかさを表す言葉だそうです。
音の届くところを清らかにするといった意味もあるのでしょうか・・・。
そう考えると、音を聞くと心が清らかになり、身体も清浄にしてくれる、そうも思えてきます。
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