ちょこっと 豆知識
もういくつ寝ると~♪ お正月~♪♪♬ ということで、
今回は日本の風習!年末年始についてお話します。
年末の大掃除は済みましたか❓
当たり前のように、小さいころから目にしてきた年末年始の様子。
古くからある風習には、ちゃんと意味があります。
お正月ってなに?
もちろん新しい年が明ける日なのですが、
1月1日、初日の出とともに降臨される「歳徳神(年神)」さまをお迎えするのが、お正月です。
昔の人は祖先の霊が田の神・山の神となって、正月には年神となって、五穀豊穣や子孫の繁栄を見守ってくれると考えていたそうです。
歳徳神さまを迎えるために、年末には大掃除をして除夜の鐘をつき、一年の汚れ(穢れ)を祓います。
「除夜の鐘」は、大晦日(12月31日)の深夜0時をはさんでつく鐘のこと!!
人には百八つの煩悩(ぼんのう)があると言われ、その煩悩を祓うために、除夜の鐘をつく回数は108回とされています。煩悩というのは、人の心を惑わせたり、悩ませたり、苦しめたりする心の働きのことです。
高野山では、壇上伽藍の「高野四郎」が除夜の鐘としてつかれます。
大晦日には「年越し蕎麦」も食べますね!
これは、江戸時代頃の町人の間で始まったとされます。
細く長い蕎麦のように長寿を願ってと言われますが、金細工の職人が仕事場に飛び散った金粉°˖✧・✧˖°を、
そば粉を練った団子で集めたことから「そばは金を集める」という縁起の意味もあるとか(笑)(笑)
門松は、年神さまが降りてくるときの目印になり、常緑の松には神が宿り、竹は長寿を招くといわれ28日に立てるのが良いとされます。(29日は苦立て・31日は一夜飾りといって嫌がられます)
向かって右が雌松・左が雄松だそうです。
しめ飾りは清浄・神聖の印(年神さまを迎えるのに清められた場所のこと)とされ、しめ縄にはウラジロ=不老長寿・ユズリハ=子孫繁栄・ダイダイ=家運降盛が使われます。
鏡餅は、年神さまの依代(居場所)とされ、大小2つ重ね合わせるのは月(陰)・日(陽)を表し、縁起が良いそうです。
知ってみると見方が変わってきませんか?
年神さまをお迎えする準備!!
お正月に食べるおせち料理・・・。
もともとは節句に神さまにお供えする料理でした。
五穀豊穣・子孫繁栄・家内安全など祈りを込めて山海の幸を盛り込みます。
お屠蘇(おとそ)中国から伝わった薬酒の一種です。
邪気を屠(ほふり)魂をよみがえらせる という意味があり
一年間の健康を願って飲みます。
お雑煮、年神さまにお供えしたお餅のご利益を頂戴するという意味があり
昔は、元旦に汲んだ「若水」で煮るのが本来のようです。
祝箸にも意味があります。厄を祓うといわれる柳でできたお箸・・・
両方の先端が細くなっているのは、一方を年神さま、もう一方を人が使い
年神さまと一緒に食事をしてお祝いするという意味があります。
米俵のように中程が太いことから五穀豊穣とも、はらみ箸とも言われ子孫繁栄を表すとか
縁起を担ぐ説を様々いわれますΣ( ̄□ ̄|||)
この祝箸は、使ったら自分で清めて(洗って)松の内の間(1月7日まで)使用するそうです。
日本に残る風習・・・土地によって若干の違いがあったりもしますが、
神さまをお迎えする行事、おもてなしする行事です。
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